【式術】 | 開国とともに西洋から伝わってきた妖術で、主に護衛目的の戦闘術として用いられる。 「神代」と呼ばれる女性と「衛士」と呼ばれる男性が組んで行う。 神代が依り代の役目を果たし、森羅万象から力を得、その力を使って衛士が白兵戦を行う。 理論的には女性一人に対し相手は何人でも可能らしいが、最高でも10人位であり、術に慣れない頃は1人でも苦労する様子。 血統関係など色々曖昧で未知部分が多い術でもある。 新技術という華々しさの裏で、異国文化の象徴の一つとして忌まれる面も。 |
【式術専門学校】 | 全国に点在し、桜ノ宮(関東)・紫藤(近畿)・青葉(東北)などがある。 主に地区ごとで試験・身体適性検査を行い、生徒を募る。 学費免除のため志願者はいるものの、術の実態がいまいち不明で恐れられる面もあり人気は普通。 男女共学のようだが、実技演習以外は講義は別々に行う。 教授は被ることがあるらしい。 男子は竹刀袋のようなもので刀を携帯しているが、別注仕様のためか廃刀令にはひっかからない模様。 |
【扶桑】 | 将軍を中心とする幕政体制が終わり、榮治政府が誕生。 開国し、貿易・技術導入を盛んに行う。 かつての特権階級の士族の反乱は収まりをみせつつも、未だ完全では無い様子。 日本と似ているがどこか違う、極東の島国。 |
【中務省】 | 地方行政・工業・警察等の政務を担う官庁。 式術の管理・統轄するのもこの官庁。 組織的には、中務省‐警保局‐守禦寮‐桜ノ宮式術専門学校となる。 |
【大帝大】 | 正式名称・大扶桑帝国国立大学校。 国内で最高格の大学。 |
【桜ノ宮】 | 関東に所在する東京近郊の城下町。 海が近く港がある。 |