【リフレインコード】



日本によく似た国、「扶桑」。
鎖国を解き、国を開けてから数十年。
外国に追いつけ追い越せで、様々な物資・技術が輸入されるが、
その中に「式術」と呼ばれる妖術があった。


この話は、その術を巡る人達の群像劇である。




登場人物紹介

本編







【ざっと補足+用語説明】
読んでおくと漫画が読みやすくなる…?かもしれません


【式術】

開国とともに西洋から伝わってきた妖術で、主に護衛目的の戦闘術として用いられる。
「神代」と呼ばれる女性と「衛士」と呼ばれる男性が組んで行う。
神代が依り代の役目を果たし、森羅万象から力を得、その力を使って衛士が白兵戦を行う。
理論的には女性一人に対し相手は何人でも可能らしいが、最高でも10人位であり、術に慣れない頃は1人でも苦労する様子。
血統関係など色々曖昧で未知部分が多い術でもある。
新技術という華々しさの裏で、異国文化の象徴の一つとして忌まれる面も。

【式術専門学校】

全国に点在し、桜ノ宮(関東)・紫藤(近畿)・青葉(東北)などがある。
主に地区ごとで試験・身体適性検査を行い、生徒を募る。
学費免除のため志願者はいるものの、術の実態がいまいち不明で恐れられる面もあり人気は普通。
男女共学のようだが、実技演習以外は講義は別々に行う。
教授は被ることがあるらしい。

男子は竹刀袋のようなもので刀を携帯しているが、別注仕様のためか廃刀令にはひっかからない模様。

【扶桑】

将軍を中心とする幕政体制が終わり、榮治政府が誕生。
開国し、貿易・技術導入を盛んに行う。
かつての特権階級の士族の反乱は収まりをみせつつも、未だ完全では無い様子。
日本と似ているがどこか違う、極東の島国。

【中務省】

地方行政・工業・警察等の政務を担う官庁。
式術の管理・統轄するのもこの官庁。
組織的には、中務省‐警保局‐守禦寮‐桜ノ宮式術専門学校となる。

【大帝大】

正式名称・大扶桑帝国国立大学校。
国内で最高格の大学。

【桜ノ宮】

関東に所在する東京近郊の城下町。
海が近く港がある。